『神絵師のノート!』誕生裏話

3月12日に発売された、新作神絵師のノート!についての裏話。

児童文庫ってなんじゃらほい?
子供が好きなもの……ポケモンとデジモンや!
男の子はモンスターとバディになるのが大好きなんやーッ!

……と思って13年前に書いた作品が原型になっています。
そう、デビュー前だよ!
もちろん、中身はデビューしてから学んだことを活かしていて、当時書いたものとは別物なんだけど、主人公二人の関係性だけは変わっていません!

デビューしてから機会を窺いつつも、「この企画を通すのはさすがに無理だろうな~…」と、半分あきらめていたのだけど。
キミノベルの担当さんとはじめてお会いしたときに、モンスターファームが好きだったというお話を聞き、よし、この人をだまくらかしてと二人三脚でやるぞ…! と自分の中で勝手に決めて……さらに4年
ようやく世に出すことができて、感慨もひとしおです。
担当のM田さんとキミノベル編集部の皆様には、最大の感謝を…!🙇‍♂️

『デビュー作にはその作家の全てが詰まっている』
とはよく言われる言葉なんだけど、僕のデビュー作は、商業出版に合わせるのにいっぱいいっぱいだった感が強くて、自分が詰まってるか? といわれると、いまひとつピンとこなかったりします。
2作めの『絶望鬼ごっこ』の方が、自分らしい作品ではあって。

そういう意味では、この神絵師のノート!が一番、自分らしさの詰まった作品かもしれません。

そんなわけで、デビュー11年めにして、デビュー作を出すような気持ちでおります。
続きが出るかどうかは売上次第……といういつものあれですが、1冊でもしっかりとまとまったお話になっていますので、ぜひぜひお手にとってみてくださいませ! よろしく!!

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